ライバルに出来ないことは何ですか?

ライバルに出来ないことは何ですか?

あなたの会社の商品やサービスの特徴は何ですか?
マーケティングの基礎として、「商品の差別化。」
というものが挙げられます。

Webライティングにおいても重要な要素で、この差別化が出来ていなければ、
ただただ、「うちの商品を買ってくれ!」という文章になってしまいます。

とはいえ、一言で差別化と言っても難しいですよね?
自社の商品やサービスに一番詳しいはずの営業の方でさえ、
「ウチの商品に優位性なんてないですよ。僕が売れてるのは営業力が高いからです。」
とか、
「ウチのサービスが売れないのは、他社との差別化が出来てないせいですよ。」
と言い出してしまうくらいですから。

確かに差別化というのは難しいです。
大抵の商品やサービスは類似のものが他社から多く出されていて、
その中で自社の優位性を顧客に示すのは容易な事では有りません。

でも、それは全ての面で他社の商品を上回ろうと思っているからです。
それでは、いつまで経っても差別化は出来ません。

まずは、あなたの会社の商品が他社に勝っている部分を全て挙げてみてください。
例えば、あなたの会社が下記のようなデリバリーピザの会社だとしましょう。

・値段は業界内でも少し高い。
・メニューも至って普通のメニュー。
・テレビCM等を行うほどの資本力がない為、ブランド力も弱い。

こんなピザ屋なら、どう他社との差別化をしますか?
クーポン券ですか?おもちゃが付くようなキャンペーンですか?

少し例を挙げてみました。

・他社のピザ屋は〇〇のチーズを使い、前日の夜から仕込みをしています。
しかし、当店のチーズは北海道の〇〇から仕入れていて、しかも全て従業員が配達当日に手で刻んでいます。
・他社のピザ屋はパリパリの生地か、パン生地を選んでください。
と言われますが、実は全て前日の夜のうちに冷凍したものを解凍しているとは言いません。
当店の生地は、配達当日に全て手作りしています。
・他社のピザ屋は、配達時間を具体的に提示しません。
当店は、30分以内に必ずお届けいたします。出来なければ、代金は頂いておりません。

このような切り口で、他社との差別化をすることが出来ます。
まずは、箇条書きでもいいので、自社が他社より優れているものを挙げてみましょう。

そして、それを文章にしてみましょう。
それだけでも、あなたの商品やサービスは、魅力的なものになりますよ!